大分 文化 仮面と攻防、炎に悲鳴と歓声 「ケベス祭」国東市で開催
2025年10月15日 6:00
大分県国東市で14日夜、「ケベス祭」(国選択無形民俗文化財)が行われました。燃えさかる炎を前に、白装束の男性たちと木彫りの面を着けた「ケベス」が激しい攻防を繰り広げ、観衆からは悲鳴や歓声が上がりました。
祭りのクライマックスでは、白装束の男たちが炎のまわりで力強く押し合い、一方のケベスは面を身にまとい、独特な動きで応戦します。その様子は威厳と迫力に満ち、伝統の力強さを伝えました。
本祭りは国選択無形民俗文化財に指定されており、地元の人々にとって重要な文化行事です。炎と仮面の世界観が織りなす独特な雰囲気は、毎年多くの観光客や地域の人々を魅了しています。
(撮影・穴井友梨)
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